joiedelamerbleue’s blog

日本語を教えていて思ったことのメモ

学校をやめるまでの経緯4

それから1週間ほどして日本語ぺらぺらの担当者から再度連絡がきた。日本語科の先生が外国語学院長に報告に行ったところ、「帰ってくると言ったのに、なぜ帰ってこない?オンライン授業はやめるべき」とお怒りのようだった。もう少しこちらの事情も理解して思いやりの言葉があるのかと思っていたが、がっかりだった。日本人の先生が私しかいないときもあって頑張ってきたのに……このひどい言われよう……。まあ伝聞なので本当のところ、どんなことを言ったかわからない。ただ学院長の意見も理解できる。日本人の先生が2人いるし授業数も8コマしかないんだからなんとかなるだろう、オンライン授業で学生に不利益を被らせるのは良くないと考えるのも。現場の先生は負担が増えるし、外事処は新たに先生を募集しても見つかるかわからないので、辞めてほしくないというのもわかるが、第三者視点で考えれば学院長の意見は妥当だと私も思う。管理者は外部に対しての説明責任もある。日本人の先生が2人いる学校で、このままオンライン授業を続ける理由は? 学内でもそんな意見になるのだから、招聘状の発行も理由が立たない。たとえ体格検査などの書類を整えても、よっぽど弁が立たないと市政府を説得するのは無理で、渡航できる可能性は低いという思いを強くした。